十三通目 すてたい
中腰で慣れない作業をしつづけて、下半身がばらばらになりそうなくらいにつかれはてました。そんな状態でおもいのほか重い漫画を読んで身もこころも底のほうまで落ちる落ちる。
ひとりになりたいゲージも満たん。どこかでひとりになって回復とクールダウンをおこなわないと、なにもできなくなりそう。
こないだ、夫なる人間があまりにも自然にわたしの体型をばかにしてくるものだから、なぜこのひとの世話をまいにちまいにちしなくてはならないのだろう、とあらためてまじまじとかんがえてしまった。かといってわたしが単にやせたとしても老化のことでなにか言われるのは目にみえるし、ではなにがしかの方法で芸能人みたいに完ぺきにキレイになったらなったで、こんどはセクハラをしてくるというどうしようもない人間。どうしてこのようなひととまいにちまいにち顔をつきあわせて一つ屋根のしたで暮らしているのだろうわたしは。じぶんで選んだとはいえあんまりじゃないの、と泣きたくなった。
わたしがほんとうに自由をかんじられる日はいつなんだろう。