十六通目 カーソルをしめす目印なみだいろ

時間がたりないよー。なんだかいちにち、わたしにとっては無意味かつ無駄なことばかりしてるきがする。とにかく時間をつぶすことに全力をそそぐというか。そしてこうして夜中になって、家人が寝静まってからようやく、わたしのコアが目をさまして活動しはじめる。だけどそとは真っ暗、おまけに寒い。スマホの画面ばかりをみて酔いはじめる、という体たらく。

一日のすごしかたは一生をあらわすんだって。そしたらわたし、もうすぐアウトってところで多分、あれしたかったこれしたかったー、とジタバタするきがする。ジタバタ、って打ったら「o(><;)(;><)o」こんなんでてくる。ちょっとかわいらしい。古くさいけど、そこがまたいい。

こんな夜にはオカマバーで喋り倒したくなる。行ったことないけど、オカマバー。なんというか、どんな毒舌をはいても一旦は受け入れてくれそうなきがする。毒舌といっても、たとえば日常生活や世の中にたいする不満みたいなもの。それって旦那には言っても受け止めてもらえないものなんだなー。それをいうじぶんはどうなの、みたいな批判をかならずしてくる。愚痴をきいたぶんの元はとるぞ、みたいな。それならお金を払ってきちんと愚痴を聞いてもらいたい。だけど「愚痴屋」てきな、電話とかスカイプで料金制でききます、というのは信用できない。音声だけならいくらでもつくろえるから、おたがいに。でもオカマバーに行く勇気がないからこうして手紙らしきものを書いているのかもしれないね。いつも愚痴ばかりでごめんなさい。これからも愚痴ばかりです、たぶん。